ケマンソウ(華鬘草、鯛釣草、タイツリソウ)

弓なりに垂れた花茎の節々に、かわいいハート型のピンクの花を吊り下げて咲かせます。「鯛釣草」の呼称は、大量に鯛が釣れたイメージから来ているようです。
和名の「ケマンソウ」は花がたくさん並んで垂れ下がったところを、仏殿の華鬘(けまん=天井から下がっている飾り)に見立てたものです。英名は、bleeding heart=「うなだれた心」「血を流す心臓」と、二つに割れた心臓から流れる血の雫をあらわしているそうです。
 
日なた
普通
生育が旺盛なので、春から秋の成長期には緩効性肥料を置肥として1~2カ月に1回与えます。
ヨトウムシ、アブラムシ
2月, 3月
株分け
強い
 冬期は凍らない場所で管理。
普通
 風通しの良い場所で管理。
終わった花や傷んだ花は、早目に花ガラ摘みを行います。

太い根があるので、なるべく鉢は大きく、庭であれば良く耕して根の生育を促します。

 
Dicentra spectabilis
ケシ科
ディセントラ属
中国、朝鮮半島
多年草・宿根草, 山野草
白, ピンク
 
3月, 4月, 5月
 
4月, 5月
 

プロトリーフの土の場合
 山野草の土

一般的な土の場合
 A

一般的な土の場合
A=赤玉土・小粒:7 腐葉土:3
B=赤玉土・中粒:7 腐葉土:3
C=赤玉土・小粒:4 腐葉土:3 鹿沼土・小粒:3
D=赤玉土・小粒:4 鹿沼土・小粒:3 軽石・小粒:3